テレビや屋外広告にも!個人がマスメディアに広告を出せるクラウドファンディング「AD FOR ALL」が始動 - @DIME
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これまで3万件を超えるプロジェクトを立ち上げた、国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォームであるCAMPFIRE。その運営組織の(株)CAMPFIREが、The Breakthrough Company GOと連携して、3月初旬に新たなサービス「AD FOR ALL」を立ち上げた。
このサービスは、個人がCAMPFIREのシステムを利用して資金を集め、マス媒体に広告を出せるというもの。つまり、広告の掲出にかかわる費用を、個人がクラウドファンディングで募れるというわけ。媒体は、朝日新聞やニッポン放送など全国的なメディアを含み、テレビやOOH(屋外)メディアも対応可能だという。
個人が参加しやすいサービス利用の手順
開始1か月で、既に数件の「プロジェクト」が立ち上がっており、目標額を上回る額を集めて成功したものもある、このサービス。興味のある人にとって、どう実施するのか気になるところだろう。
そこで、大雑把に仕組みを説明すると、まずエントリーフォームより、氏名や電話番号などの基本情報にくわえ、広告で出したいメッセージやプロジェクトの概要などを入力・送信する。「概要」とは、CAMPFIREに掲載されるクラウドファンディング募集の内容。この段階では未確定の部分があってもよいが、極力内容を固めておく。この情報をもとに、AD FOR ALLの事務局担当者がサポートし、実際に掲出する媒体や、その金額感、実現する可能性など、プロの目線からアドバイスしてくれる。
エントリー内容が受理されると、約14日間かけてクラウドファンディングを実施。クラウドファンディングには、目標とする金額が集まった場合のみプロジェクトを実施する「All-or-Nothing」か、目標額未達でも集まった金額で必ずプロジェクトを実施する「All in」のどちらかを選択する。
受け取れる「All in」の形式は選べないので注意が必要だ。
無事、プロジェクトが成立した場合、広告のデザイン制作や、掲載媒体の広告審査、最終的な広告の入稿スケジュール確定などもろもろの作業を経て、広告の掲載となる。エントリーフォームの送信からスケジュールの確定まで、50日間ほどかかるという。
サービス開始間もなく成功したプロジェクトも
「個人が広告を出せる」というこのサービスには、どのようなニーズがあるのだろうか? 提携先のThe Breakthrough Company GOの代表取締役、三浦崇宏さんは発表記事の中で、「大切な友人の門出を祝う、家族に感謝を伝える、アイドルをただただ推す、プロポーズ、使い方は思いの数だけあると思います」と述べている。
「AD FOR ALL」の使い方はさまざま考えられる(出典:CAMPFIRE)
実例を挙げると、本サービス利用のさきがけとなった、「ファン9から9nineへ。 『活動再開を目指して応援を続けます』と伝えたい。」と銘打ったプロジェクトがある。これは、現在活動休止中の3人組のパフォーマンスガールズユニット「9nine」のファンが、活動再開を願ってのメッセージ広告を中野駅に出すという趣旨になっている。
2019年4月、中野サンプラザで活動休止直前のライブが開催された際に、有志一同によるカンパをもとに中野駅にメッセージ広告を掲出した。このたびのプロジェクトは、いわばその第2弾にあたる。違うのは、前回の広告費は、主にSNSを通じた支援の呼びかけで捻出されたのに対し、今回は「AD FOR ALL」により広く告知されている点。500円以上の支援で、140文字までのメッセージを広告内に載せられる。
目標金額は20万円。募集期間は10日間にもかかわらず、100人から243,604円が寄せられて成功した。これを元手に2020年4月、中野駅に広告が貼り出されることになる。
「AD FOR ALL」初のプロジェクトとなった、「9nine」ファンのメッセージ広告
飲食店を開業する友人を広告で応援
成功したプロジェクトのもう1例は、名古屋の中心街で飲食店を開業する友人を、広告で応援するというもの。
プロジェクト主は、名古屋在住の伊達富夫さん。前職の同期で「戦友であり盟友」が、4月にラーメンチェーン店のフランチャイズオーナーとして名古屋で旗揚げ。そこで、応援の気持ちと、集客という実際的効果を兼ねたOOH広告を、名古屋栄駅近辺に掲出したいということで、「AD FOR ALL」を申し込んだ。
リターンプランは2種類で、金額はそれぞれ5000円と3000円。前者は広告に直筆の署名と短いメッセージを掲載、後者は名前のみが同一フォントで入る。こちらも519,000円と、目標額を上回る額を集めて成功している。
アイドルなら支援者はそのファンだとわかるが、こういったプロジェクトの場合は、どのような人が支援者となるのだろうか? 伊達さんにうかがうと、内訳として多かったのは「社内外問わず、同じ時を名古屋で過ごし、思い出を作った方々」だったという。プロジェクトの期日を迎えた現在、伊達さんは次のアクションとして「実際の掲出に向けて、応援と集客の両立となるアウトプットになるようなデザイン制作のチェック」に携わっている。
伊達さんにとって、クラウドファンディングはもちろん「AD FOR ALL」の利用もはじめてのこと。このチャレンジを体験して、伊達さんは以下のように語る。
「従来までは、『こういうことをしてあげられたらいいな』で終わっていた、応援や感謝の気持ちを、みんなに共有して、賛同してもらうことで、実際に具現化が可能になるのだなと思いました。集まったメッセージを見て、発起人の僕が、懐かしくなって元気づけられましたし。今後は各都市で、従来は単純な看板広告掲出場所だったところが応援広告の聖地とかになっていっても面白いなと妄想しました。誰かの応援を目にして、直接は関係ない人も少し勇気づけられ、元気が出たりするのでは。
課題点としては、チャレンジしたいと皆が思えるように、ハードルを落としてあげることかなと。地方都市の看板やポスターって意外に安いのですが、媒体料なんか皆知らないので、莫大なお金がかかるかもと思ってチャレンジしないかもと。ここだとこれぐらいで応援広告打てるよって具体例を出した告知PRを、AD FOR ALL側には打ってもらって、この動きを広げていってほしいですね」。
「個人が広告を出す」という発想が先立つと、どうしてもこじんまりとしたものや、承認欲求を満たすような路線に行きがちかもしれない。しかし、「AD FOR ALL」は、(何らかの共通意識を持った)個人の集合体がプロジェクトを推進させるので、パブリックで社会性も感じられる、クラウドファンディングらしい企画となる。面識はないが志を同じくする人たちを募って何か広告を出したい、という方はやってみる価値はあると思う。
文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)
"テレビ" - Google ニュース
April 14, 2020 at 06:11PM
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